【ダブル】にらみつけるヤミラミ+メガボーマンダ軸
わたしはね、構築で有利だと思っているものに不意打ちを与えたい。
コンセプトさえ騙すことができれば、立ち回りを限定させることだってできるんだ。
うえしゃまの演技凄い……凄くない?
どうも、Ifkanahaです。
今回はにらみつけるヤミラミを使用した変わった構築を紹介します。
ある程度実用性があったので、ヤミラミを使う際に参考にしていただければ幸いです。
それでは、構築紹介へ。
パッと見雨に弱そうな構築。しかし、立ち回りは既に決まっていて、ある程度有利に対戦を進めることができます。
それでは単体構築に入ります。
ヤミラミ@メンタルハーブ
特性 いたずらごころ
穏やか H252 B20 D236
[157-×-98-85-126-70]
技
ねこだまし おにび にらみつける にほんばれ
この構築の中心になるポケモン。
『にらみつける』を使おうとした理由は、過去にGSルールでヤミラミとミュウツーの並びが強いとのことだったので、それをレートでも使えないかと思ったことが始まりでした。
この『にらみつける』という技は、相手全体に効果があるので、相手は思わぬところでポケモンを失うのと、例えこちらの物理ATにいかくが入ったとしても、にらみつけるを使うことで、素の火力に近いダメージを相手に与えることができます。
『ねこだまし』は主にメガボーマンダが積む隙を作る技として採用。
『おにび』は言うまでもなく、相手の物理ATに対して有効な技として使えます。メガガルーラやランドロスをほぼ機能停止まで追い込めます。
『にほんばれ』は苦手な雨に対しての天候を変える技として採用。カビゴンと組み合わせて場を制圧していきます。
HDに努力値を多く割いているのも、雨に対して長く場に居座る為です。
メガボーマンダ@メガ石
特性 いかく→スカイスキン
意地っ張り AS252 B4
メガ前
[170-205-101-×-100-152]
メガ後
[170-216-151-×-110-172]
技
まもる すてみタックル いわなだれ りゅうのまい
このPTの物理エース。いかくが撒けて耐久のあるコイツは相当強かった。
性格は陽気も考えたのですが、ニンフィアのことを考えるとどうしても意地っ張りではないといけませんでした。
陽気メガガルーラの『すてみタックル』耐えの調整をしているニンフィア(にらみつける考慮のB-1)に対して、A-1メガボーマンダの『すてみタックル』が89.0%〜105.5%の乱数で落とすことができます。
数値上は微妙ですが、H振りだけだったら普通に落とすことができます。
『りゅうのまい』は、メガボーマンダにいかくの入ってない状態だと、にらみつけると合わせて特化クレセリアを最低乱数以外で落とすことができます。
『いわなだれ』は、『すてみタックル』が入りにくい相手に、怯みとにらみつけるでダメージが与えられると思ったので採用しました。
ここのメガボーマンダの枠は、メガガルーラやメガメタグロスなどでも問題ないと思います。
ミロカロス@こだわりスカーフ
特性 かちき
臆病 CS252 B4
[170-×-100-152-145-146]
技
ハイドロポンプ ねっとう こごえるかぜ れいとうビーム
偶に見かけるスカーフミロカロス。
ランドロスを見せ合いの段階で選出を躊躇わせる為に採用。もし選出されても、相手が意地っ張りのスカーフランドロスであった場合はこちらが先手を取ることができます。
かちき込みだと、ダブルダメージの『こごえるかぜ』で無振りランドロスを落とすことができます。
並のミロカロスより火力はありましたが、それでもかちきが入らないと火力には物足りなさを感じたので、ここの枠はもう少し考える必要があると感じました。
しかし、選出率はそこそこ高かったです。
カビゴン@いのちのたま
特性 あついしぼう
意地っ張り H12 A236 B252 D4 S4
[237-176-117-×-131-51]
技
まもる おんがえし ほのおのパンチ じばく
主に雨対策として採用。
この流れで雨に対して立ち回っていきます。
1ターン目の時点でヤミラミが『にほんばれ』をしているので、ニョロトノやルンパッパは交替するしかなく、交替先に容易に『じばく』を通すことができます。仮にその後ニョロトノがまた場に出たとしても、ヤミラミは場に残るので、ルンパッパの『ねこだまし』を受けることなく『にほんばれ』を使うことができます。
2ターン目にニョロトノに『まもる』を選択されるとキツいですが、まずそんなことはしない、または『にらみつける』からの『じばく』は読んでこないと思うので、雨と当たった際はこの立ち回りをしていました。実際に結構決まりました。
Sが遅いのが難点で、よく『けたぐり』が飛んで来ますが、『にらみつける』を使ってない状態での珠『じばく』の威力は相当なものなので、『じばく』するポケモンだと割り切れば、使いやすいと思います。
このカビゴンに関しては、耐久の高さから場に居座るのではなく、『じばく』を積極的に使っていき、控えのサポートをする使い方が正しいと思いました。
『じばく』を持ったカビゴンは大分気に入っています。
今回、そのカビゴンに合った構築を見つけられたのでよかったと思いました。
プテラ@ラムのみ
特性 きんちょうかん
陽気 AS252 B4
[155-157-86-×95-200]
技
まもる いわなだれ フリーフォール ワイドガード
ヤミラミの『にらみつける』とあわせて『いわなだれ』を撃ったり、相手のヒードランのシュカのみを無視してこちらのヒードランの『だいちのちから』を通そうとしたかったポケモン。
実際にそんな場面は無かったので、ここの枠はホントに別のポケモンでよかった。
PT全体が雨に弱いと思い込ませるのには役に立ったかもしれない。
ヒードラン@たべのこし
特性 もらいび
臆病 H148 B76 C28 D4 S252
[185-×-133-154-126-141](非理想)
技
まもる ねっぷう だいちのちから みがわり
ヤミラミの『にほんばれ』と相性の良い炎タイプとして採用。
場に居座るタイプのみがわり型として採用しましたが、眼鏡型でもいいかなと思いました。
選出率はそこまで高くなかったので、この枠も他のポケモンでよかったかなと思いました。
ネタとしてはそこそこ強かった構築だと思いました。
この構築はポケセンでの大会でも使いましたが、お相手にも面白い構築だと言ってもらえたので、この構築は気に入っています。
それでは今回この辺で。ノシノシ